いびきを手術で治療する
いびきを手術で治療するには、2種類の手段があります。『UPPP』というメスを利用する手術と、『LAUP』といったレーザーで行う手術です。
いびきの治療に有効な手術とされているのが、『LAUP』です。
これは、睡眠中に気道を塞いでしまう口蓋垂の周辺部分をレーザーを照射して部分的に少しずつ切り広げる手術です。
これによって、気道を広げ、いびきの要因となっている粘膜の震えを抑える事ができます。
レーザー治療専門の美容皮膚科シロノクリニックでも行われている治療法です。
シロノクリニックのホームページに手術の内容が詳しく解説されています。
>> レーザー治療専門の美容皮膚科シロノクリニック
※上記のホームページではシミ・ニキビなどの治療の宣伝がされていますが、
一番下の各クリニックの個別ページへ行くと「いびき・鼻炎・無呼吸症候群」の
治療や費用についての解説ページがあります。
『UPPP』は、主に睡眠時無呼吸症候群の治療として行われます。
喉を塞いでいる口蓋や軟口蓋をメスで切りとって、粘膜を縫い合わせる手術です。
また、これとは別に新しいいびき治療の手術として、高周波ラジオ波を用いて鼻づまりを治す方法を導入しているクリニックもありますね。
いびきの大きな要因のひとつとして、鼻づまりがあります。
この場合、先に挙げたような喉の手術では、いびきを治す事はできません。
そこで、鼻の中の下甲介といった部分に存在している肉の盛り上がりに、極細の針を刺して高周波ラジオ波を当て、熱によっても肉を縮めて、鼻の通りを良くします。
他の方法でいびきが改善しない場合には、こうした外科的処置も念頭に入れておくといいかもしれません。